VOICES

社員紹介

新人の頃に辛い時期を乗り越えられたのは
みんなのサポートがあったからです。

児童養護施設「清浄園」 / 2021年入職

中尾 有希

Nakao Yuki

大分大学福祉健康科学部卒業。大分県中津市出身。学生時代から学童保育のアルバイトや、児童養護施設で子どもに勉強を教えるボランティアなどの経験を積み、在学中に社会福祉士の資格を取得。清浄園に入職後は男児のユニットで、小5、中1の2名を担当している。

私は入職してすぐに、小学5年生の男子を担当することになりました。児童指導員としての経験がない中で、かつ、子どもとの関係性もゼロから構築せねばならず、最初は戸惑いの連続。ユニットリーダーやメンターの先輩、加えて、職員みんなからのサポートがあったからこそ、頑張れたのだと思います。大変ではありましたが、悩みを一人で抱えて孤独を感じることはなかったですね。今振り返れば、最初から担当をもったことで子どもと早く打ち解けることができたし、自分の成長にもつながったと思います。担当している子どもからふとした時に言われた、「なっち(=私)が清浄園にいてくれて良かった」の一言は、今でも嬉しくて忘れられません。

常に人と向き合う仕事なので、疲れてしまうことや、今日は行きたくないなと感じることも、正直ゼロではありません。でも、そんな時は決まって先輩方の方から「大丈夫?頑張りすぎてない?」と声をかけてくれます。入職前に見学した際、職員さんの明るい雰囲気に惹かれて「この施設で働こう」と決めましたが、その時の雰囲気のまま、人に恵まれた職場であることは間違いありません。

子どもとの日々の暮らしの中で
人として大切なことを学んでいます。

児童養護施設「清浄園」 / 2019年入職

引田 沙耶香

Hikida Sayaka

熊本学園大学社会福祉学部子ども家庭福祉学科卒業。大分県豊後大野市出身。3歳から17歳までの女児7名が生活するユニットで2名の子どもを担当。現在は、メンターとして入職1年目の新人をフォローしている。

子どもたちに対して、時に温かく、時に厳しく接しながら、困難なことにも打ち克つ強さをもってほしいと願って、日々、真剣に向き合っています。子どもとの生活から私が成長させられることも多く、特に、純粋な優しさに触れるたびに、人として大切なことを学んでいますね。

メンターとして後輩に接する時は、自分が新人だった時のことを振り返り、言葉に出せず内に秘めた想いをくんであげられるように意識。子どもへの接し方に正解はないので、自分なりのやり方で伸び伸びと仕事をしてもらえるように、こまめな声かけを忘れないようにしています。

当施設では研修などの学びの機会が多く、中でも一つの事例に対して、指導員がそれぞれの意見を話し合う「事例検討」の研修が役立っています。自分では思いつかなかった視点、問題解決方法などを知れて、子どもへの対応の幅を広げることができています。児童指導員の仕事は、一人ではできないことばかりです。だからこそ、当施設の抜群の人間関係は大きな魅力。職場に行くというより、仲間に会いに行くという感覚で、毎日通勤できるというのは幸せなことだと思います。

子どもや保護者の支えになっている実感が
やりがいや、使命感につながっています。

児童家庭支援センター「和」 / 2019年入職

那須 可奈子

Nasu Kanako

九州看護福祉大学社会福祉学科卒業。大分県大分市出身。子どもと関わる仕事に就きたいという想いから、学生時代に児童養護施設での実習を経験。入職して最初の3年間は「清浄園」で児童指導員としての経験を積み、次年度は日田市に新設される児童家庭センターへの異動が決まっている。

ショートステイや緊急保護に対応する児童家庭支援センターでは、子どもに加えて保護者とのやりとりも多くあります。育児に疲れて、ショートステイを利用した保護者の方から「気分転換できました、また明日から頑張れます」といった声を聞けると、やっていて良かったなと、仕事の意義を再確認することができています。

児童指導員だからといって常に子どもに対して正しい行動がとれているわけではなく、感情的になってしまったり、反省すること、子どもから学ぶことばかりです。でも、その一つひとつの経験が指導員としての対応力や余裕につながり、保護者からの育児相談に対するアドバイスもより深く、具体的にできるようになってきました。2022年春に開設される、新しい児童家庭支援センターで働くことが決まっているので、これまでの経験を活かして、新施設を軌道にのせることが今の目標です。

仕事が終わってからの時間や休日には、趣味のバドミントンをしたり、職場の先輩とカフェ巡りをしたりしてリフレッシュ。オンとオフをうまく切り替えるようにしています。今年はコロナ禍をすり抜けての旅行になりましたが、毎年の沖縄職員旅行も来年以降、また楽しみですね。

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